更新日 : 2014年2月27日(木)
先週の京都では、想定よりも後ろの位置取りからの競馬となり、3コーナー手前から手綱が動く厳しい展開ながらも、最後までバテずに8着とやや前進を見せたウインボナンザ。宮調教師は「内容あるレースだったと思います。勝負どころでの反応の悪さは今後の課題ですが、手応えは掴むことができました」と改めてレースを振り返っています。
レース後の状態についても「特に問題なく、いたって元気にしています」と説明する同調教師ですが、本日27日(木)に一旦、滋賀県にあるグリーンファーム甲南へと放牧に出ています。放牧期間は短期の見込みで、次走の3月23日、阪神日曜5R芝1800mに合わせて帰厩を予定しています。
宮調教師は「前走の距離はいくらか長かったように思いますので、次はとりあえず距離を1F短くしてみます。ゆくゆくはマイルあたりで結果を残せそうな印象を持っていますし、距離短縮で変わって欲しいですね」と次走への期待を語っていました。
更新日 : 2014年2月13日(木)
先週の予定されていた小倉遠征を右前脚フレグモーネのため見送られたウインボナンザですが、その後は順調で、宮調教師も「腫れ自体は2日でスッキリと治まっています」と症状の回復を説明します。
先週末からは軽い乗り運動を行い、今週11日(火)からは坂路入りも再開。昨日12日(水)、本日13日(木)もともに坂路を楽走で1本の乗り込みをこなす順調ぶりです。
しかし、先週の時点で今週も含みとして検討されていた出走については、大事を取って1週間スライドすることが決まり、来週の京都土曜5R芝2000mへ向かう予定となっています。
宮調教師は「できれば当初予定していた小倉へと持っていきたかったのですが、出張馬房の都合上、京都に使わせてもらおうと思います。今週末から調教のピッチを上げて、来週の競馬には万全の態勢で臨めそうです」と語っていました。
更新日 : 2014年1月30日(木)
前走後、短期放牧に出ていたウインボナンザが、昨日29日(水)に栗東・宮厩舎へ帰厩しています。帰厩翌日の本日30日(木)は、角馬場でのハッキングの調整を行っています。
宮調教師は「放牧先でもいたって順調に過ごしていたようですし、しっかりと乗り込んでもらっていましたからね。来週の出走にも十分対応できる仕上がりです」と語っており、これを受けて、来週の小倉土曜5R芝2000mに向かう予定となっています。なお、ジョッキーは今週から短期免許で来日するバルジュー騎手とのコンビが予定されています。
更新日 : 2013年12月19日(木)
昨日18日(水)に栗東トレセン・宮厩舎へ入厩したウインボナンザ。輸送を無事にクリアし、入厩翌日の本日19日(木)からは早速馬場入りを開始しており、今朝は初日ということで馬場内にある角馬場でのダクのみで調整を終えています。
今回担当となったのは、函館入厩時にもボナンザを担当していた岡田調教助手で、「函館の時とは随分印象が変わりましたね」と語ります。続けて、「あの時はまだ馬体がかなり緩かったですから。それでも身のこなしの柔らかさは目立っていました。今日乗った感触としては、トモの力強さが増して全体にしっかりした印象は受けました。ただ、以前ほどの柔らかさはないかな、といった感じ。精神的な面で言えば、前はおっとりしていましたが、今はカリカリと少し精神的な余裕がなくなっている感じもしますね。ただ、今日はまだ初日ですし、トレセンも初めて。これから調教を進めていくうちにどのように変化してくるかでしょうね」と丁寧に説明していました。
なお、復帰戦については、来年の1月5日、京都日曜5R芝2000mを中井騎手とのコンビで予定しています。
2013年12月6日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、今週4日(水)には坂路でウインスプラッシュとの併せ馬で追い切りがかけられました。相手はOP馬ということもあり、道中で並ぶ間もなく交わされ、ラストも先着を許してしまいましたが好時計をマークしていました。担当者は「今週の追い切りは今までで一番よく動けていました。スプラッシュとは瞬発力の差が出てしまった感じですが、だいぶ状態は上がってきましたね。あとは息遣いを整える程度の調整で送り出そうと思います」と話していました。なお、本場は入厩準備のため、来週にも茨城県にあるビッグレッドファーム鉾田へ移動し、再来週にはトレセンへ帰厩予定となっています。
2013年11月15日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。順調に乗り込みを進めていましたが、先週末10日(日)に胸前の下に何かにぶつけてできたと推測される外傷が見つかったため、ウォーキングマシンのみで様子を見ていました。しかし、その後は怪我の回復は順調で、本日15日(金)からは軽めのメニューで乗り込みを再開しています。今後も調教に支障がないようであれば、再びペースを上げていく予定です。
更新日 : 2013年11月1日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、昨日31日(木)には坂路で併せ馬の追い切りがかけられました。併せた相手は格上のウインフルブルームということもあり、最後はさすがに遅れを取ってしまいましたが、好時計をマークしています。担当者は「追い切りでは、交わされた後も最後までやる気を見せて走っていましたし、動きは良かったです。休み明け1本目の追い切りとしては十分すぎる内容だったと思いますし、やはり持っている能力は高そうです。今回は、以前のように乗り込みを進めていくと体がしぼんでしまうところが見られない点もいいですね」と話していました。
更新日 : 2013年10月25日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を切り上げ、先週末からは坂路での乗り込みを再開しています。馬体重は休養効果もあり、490キロ前後まで増えてきました。担当者は「乗り出し直後なのでペースはそこまで上げていませんが、以前よりも馬がしっかりとして、力を付けている印象を受けます。十分な放牧の効果で好状態と感じますし、仕切り直しで頑張って進めていきます」と話していました。
更新日 : 2013年10月18日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「減っていた馬体は順調に回復し、かなりフックラとしたシルエットに変わってきました。こちらはだいぶ寒くなってきましたが、体調自体も変わりありませんし、このまま順調に進めていけるようにしたいですね」と話していました。
更新日 : 2013年10月11日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。放牧地で青草をたっぷりと食べている効果もあり、一時期は寂しかった馬体はフックラと丸みを帯びたシルエットに変化してきました。今月一杯、もしくは、来月上旬までは昼夜放牧を続ける予定で、その後は坂路で乗り込みを再開することとなりそうです。
更新日 : 2013年10月4日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。青草が生えているうちは昼夜放牧を続けていく予定で、今月一杯ぐらいまでは放牧のみとなりそうです。担当者は「相変わらず馬はとても落ち着いていますし、順調そのものです」と話していました。
更新日 : 2013年9月27日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。近々乗り込みを再開するプランもありましたが、成長を促す目的でもうしばらくは放牧のみのメニューでジックリと進めることとなりました。担当者は「まだまだ成長途上で能力の高さを生かしきれていない現状ですから、長期間の放牧はこの馬にとってプラスに働くと思っています。変わってきて欲しいですね」と話していました。
更新日 : 2013年9月20日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「元々あまり気持ちを表に出さないタイプということもあり、大きな変化こそ感じませんが、健康状態などは良好でいたって順調です。この放牧でだいぶ精神的にもリラックスできたはずですから、そろそろ乗り込みを再開する予定です」と話していました。
更新日 : 2013年9月13日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「ああいう悪い馬場での競馬でしたからダメージを心配していましたが、こちらへ到着当初でも疲れはほどほどといった印象でした。その後はすぐに昼夜放牧を行っているように、心配は要りません。これから北海道は寒くなりますから、青草があるうちに食わしこんで成長を促していきたいところです。まずは2週間ほど放牧します」と話していました。
更新日 : 2013年9月5日(木)
先週の函館では、スタートから最内をピッタリ回るロスのない競馬だったものの、道悪馬場の影響もあり、伸びずバテずの6着という結果に終わったウインボナンザ。それでも宮調教師に悲観の色はなく「メンバーが揃っていたことと、伸び切ったフットワークでいかにも道悪が上手そうではないことを考慮すれば、悪くない内容だったと思います」と振り返ります。それでも「まだ甘いところを残す馬でこれから力を付けていかなくてはならないのは確か。そのためにも放牧でひと息入れて次はもっと成長した姿を見せてほしいと思っています」と課題も指摘していました。
なお、レース後は馬体に目立ったダメージがないことが確認され、3日(火)に北海道のコスモヴューファームへと放牧に出ています。
更新日 : 2013年8月29日(木)
先週22日(木)に函館競馬場へ入厩し、10日競馬で今週の出走を予定しているウインボナンザ。昨日28日(水)には黛騎手を背に函館ウッドチップコースにて併せ馬の最終追い切りがかけられました。調教パートナーは同厩舎の2歳未勝利ブレイヴリーで、これをボナンザが5Fで6馬身ほど追走する形でスタートすると、コーナーでは外を回って進出し、直線からの併せ馬となります。ラストは手応えでは見劣りながらもキッチリと併入にまとめています。
宮調教師は「併せた相手は稽古駆けする馬ですから、最後手応えで見劣ったのは仕方ありません。追い切りの動き自体はそこまで目立ったところはなかったようですが、『前走より状態は上がっている』との報告を受けていますから、今回はその点での上積みに期待したいですね」と語っていました。
そして追い切り明けの本日29日(木)も軽めの乗り運動での調整がされると、午後の出馬投票では今週の函館日曜1R芝1800mに黛騎手とのコンビで投票を行いました。昨日の段階では函館も最終週ということで、出走希望馬が集中し、除外の可能性もありましたが、最終的には抽選なしで14頭の枠にピッタリと収まり、無事出走が確定しています。
更新日 : 2013年8月22日(木)
ウインボナンザは、本日22日(木)の夕方に函館競馬場の検疫厩舎へ到着。明日23日(金)の検疫で函館競馬場・宮厩舎へと入厩します。
コスモヴューファームの担当者は「まだまだ未完成な部分を多く残している現状ですが、状態自体は放牧で牧場に帰ってきた時に比べて上がっている印象を受けます」と話していました。
次走は、来週の函館日曜1R芝1800mに出走を予定していますが、ジョッキーは現在調整中となっています。
2013年8月16日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本のメニューを消化しています。担当者は「まだ全体的に緩さが残っていて、これから良くなってきそうな馬ですが、背中の感触からは能力の高さが伝わってきます。ただ、現時点ではその能力と体とのバランスが取れていない印象で、レースを経験しながら良くなってくれるのではないでしょうか。最終週のレースに向けて順調に調教が進められています」と話していました。なお、本馬は来週中に函館競馬場へ入厩し、9月1日、函館日曜1R芝1800mへ向かう予定です。
更新日 : 2013年8月9日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本のメニューを消化しており、昨日7日(水)には坂路で併せ馬の追い切りを行いました。担当者は「走破時計はそれほどでもありませんでしたが、しまいまで脚色が鈍ることなく、しっかりと動けていました。まだトモの踏み込みの甘さなど未完成な部分は残していますが、レース経験を重ねるごとに吸収することも多いと思います」と話していました。なお、本馬は再来週に函館競馬場へ入厩し、9月1日、函館日曜1R芝1800mへ向かう予定です。
更新日 : 2013年8月2日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本~2本のメニューを消化しています。担当者は「到着直後の馬体チェックでは、厩舎から聞いていたとおり、疲れによるトモのハリが確認でき、触診による反応も見られました。ただ、先週一杯を休養に充てて青草も与えたところ、徐々にハリが解消してきたため、今週29日(月)からは乗り込みを開始しています。調教ではまだ走りに集中し切れていないところがあるように未完成な印象を受けますし、これから成長とともに上昇してくるはずです」と話していました。
更新日 : 2013年7月25日(木)
先週の函館では、2番手追走から勝負どころで早めに手応えが悪くなりながらも、渋太く3着を死守したウインボナンザ。宮調教師は「ラストは良く粘ってくれたと思います」と健闘を称えますが、「まだ芯が入りきっていない印象を受けましたし、勝ち負けの争いに加わるにはもう少し時間が掛かるかもしれませんね」とレース内容をやや厳しく評価。それでも最後は、「走る馬のポテンシャルは十分に秘めた馬だと思いますし、将来的には上のクラスで活躍できる馬になれるはずですよ」と将来性を評価していました。
前走後はややトモに疲れが見られたこともあり、昨日24日(水)には北海道にあるコスモヴューファームへ放牧に出されていますが、次走に関しては函館開催中にもう1戦同条件を使うプランも浮上しています。
ただ、宮調教師は「状態が整わなければ、無理して使う必要はありません」と、次走の函館出走に関してはあくまでも今後の状態次第となりそうです。
更新日 : 2013年7月18日(木)
中1週で今週の出走を予定しているウインボナンザは、昨日17日(水)に古川騎手騎乗で函館ウッドチップコースにて併せ馬の最終追い切りに臨んでいます。調教パートナーは3歳未勝利レイヌドネージュでボナンザが内、レイヌドが外という形で同時にスタート。最後の直線は両馬とも強めに追われ、併入でフィニッシュとなっています。
宮調教師は「ガラッと変わった印象こそないものの、追い切りの時計を若干縮めているように、使った上積みは見込めそうですね。ただ、ジリジリとした脚は相変わらずとのことなので、今回もその辺りが実戦に行ってどう出るかだと思います」と今週のレースの展望を語っていました。
追い切り明けの本日18日(木)は引き運動のみで楽をさせてもらっており、午後の出馬投票で予定通り今週の函館日曜1R芝1800mに大野騎手との初コンビで出走が確定しています
更新日
: 2013年7月11日(木)
先週の函館のデビュー戦では、スッと好位に取り付くセンスこそ見せたものの、勝負どころでの一気のペースアップに対応できず、6着と敗れたウインボナンザ。宮調教師は「極端なヨーイドンの競馬になったのことも不運でしたが、競馬に行けばもう少しやれると思っていただけに残念というのが正直な気持ちです」と前走を振り返ります。
レース後のボナンザは、引き続き函館競馬場へ在厩しており、馬体へのダメージはまったくなく、順調そのものといった様子で昨日10日(水)からは乗り込みを再開。角馬場でのハッキングを消化し、本日11日(木)はウッドチップコースをキャンターで乗り込まれていました。
次走は中1週で来週の函館日曜1R芝1800mで巻き返しを狙う予定となっており、宮調教師は「ガラッとまで変わるかは分かりませんが、初戦のようなことはないはずです。少し奥手のタイプかもしれませんが、馬の造りは非常にいいので将来的には走ってくるでしょう」と語っていました。
なお、来週のレースでは大野騎手が手綱を取る予定となっています。
更新日 : 2013年7月4日(木)
今週デビューを迎えるウインボナンザは、昨日3日(水)に函館競馬場のウッドチップコースにて併せ馬の最終追い切りがかけられました。古川騎手が騎乗して、外を回る2歳新馬トゥルースカイとの併せ馬で直線へ向くと、最後は両馬とも一杯に追われて、併入フィニッシュとなっています。
現地で調教を視察した宮調教師は「時計的には威張れませんが、追い切り後はすぐに息が入ってケロッとしていたあたりにこの馬の能力を感じました」と追い切りを評価。レースに関しては「追い切りでも道中でモタモタしたりとスピードに課題を残す現状なので、ヨーイドンの競馬になった時に瞬時に反応できるかどうか疑問は残ります」と課題も口にしますが、「スタミナはかなりのモノがありそうなので、レースへ行けば案外勝ち負けになりそうな気がします。やはり高い能力を感じる馬ですからね」と最後は笑顔で色気も見せていました。
追い切り後も順調そのもので、本日4日(木)は引き運動の調整が行われたボナンザ。午後の出馬投票では、予定通り、今週の函館日曜5R芝1800mに松岡騎手とのコンビで出走が確定しています。
2013年6月27日(木)
来週のデビューを目標に函館競馬場で調整中のウインボナンザ。昨日26日(水)はウッドチップコースをキャンターで乗り込まれ、本日27日(木)は芝コースを併せ馬で1週前追い切りがかけられました。函館競馬場に駆けつけた松岡騎手が騎乗して、3歳未勝利シナジーウィスパーとともに本馬場へ入場。5Fでシナジーを4馬身半ほど追走する形でスタートしますが、コーナーでは内を回って並びかけ、直線からの併せ馬となります。最後は馬なりのままのシナジーに対して、ボナンザは強めに追われ、1馬身ほどの遅れを取ってのゴールとなっています。
騎乗した松岡騎手は「まだトモがパンとしていない分、随所でスッと反応してくれないところもありますが、能力の高さは感じました。これから乗り込みを積んでいけば、もっと全身を使ったフットワークに磨きがかかってくると思います。それでも、牧場でしっかり乗られてきたのが分かりますし、息もキッチリできています。新馬向きというイメージではありませんが、先々は夢を持てる馬だと感じますね」と感触を語っていました。
また、宮調教師も「今日の追い切りについては実際に見ていないので何とも言えませんが、何度か現地で調教を見た感想としては、ジョッキーと同じく将来的には必ず走ってくる馬だと捉えています。それでも、来週のデビュー戦からいきなりいいところがあっても不思議はないとも思っていますよ」と期待を語っていました。
来週の函館日曜5R芝1800mに松岡騎手とのコンビで出走予定で変更はありません。
更新日 : 2013年6月20日(木)
先週、ゲート試験を一発でクリアして見せたウインボナンザ。その後の調整も順調で、昨日19日(水)は函館競馬場Wコースにて初追い切りがかけられました。1本目ということで内容はごくごく軽いものでしたが、2歳新馬ウラノスガッキとの併せ馬で最後まで余力十分の手応えで駆け抜け、4F57秒5、ラスト1F12秒7という時計をマークしています。
現地で追い切りを見届けた宮調教師は「初追い切りで、まだレースまで3週間ほどありますから、しまい重点を指示しました。軽めとはいえ動きは良かったですし、これは走ってきそうですね。速いところをやれば、その分だけしっかり動けそうな手応えを感じました」と素質を高く評価。続けて、「ただ、馬っけを出していたように、気性的には大人しいとは言い難い現状ではあります。お母さんのコスモフォーチュン自身もそうでしたが、行き出すと引っ掛かりそうな面も持ち合わせているように感じます。まずは1800mという条件を使ってみてどのような競馬をしてくれるか、ですね」とも語っていました。
なお、追い切り明けの本日20日(木)は厩舎周りの引き運動に終始されていました。デビュー戦の7月7日、函館日曜5R芝1800mへは松岡騎手とのコンビで向かうことが予定されています。
更新日 : 2013年6月13日(木)
先週6日(木)に函館競馬場へ入厩したウインボナンザは、早速翌日の7日(金)から馬場入りを開始。ゲート練習を中心としたメニューを消化していました。
その動きを現地で確認した宮調教師は「牧場から聞いていたよりも大人しくはありませんでしたが、初日でまだ環境の変化に慣れていなかった影響もあったのかもしれません。ゲート練習もパートナーがいないぶん、枠内で動いたり、出もそこまで速くはありませんでした」と印象を語っていました。
昨日12日(水)もウッドチップコースでのキャンターからゲート練習をこなし、この日もゲートは完璧とは言える動作ではありませんでしたが、宮調教師は「試しに明日ゲート試験を受けてみましょうか。明日受からなくとも、明後日もチャンスはありますからね」とゲート試験受験を決めています。
そして迎えた本日13日(木)は古川騎手が騎乗して、トラックコースでのウォーミングアップから予定通りゲート試験に臨み、2回とも無難な動作を見せて、楽々と一発合格を決めています。
なお、これを受けて、7月7日、函館日曜5R芝1800mでのデビューを目標に調整を進めていくことが決まっています。
2013年6月6日(木)
ウインボナンザ(父コンデュイット、母コスモフォーチュン)が、本日6日(木)の検疫で函館競馬場・宮厩舎へと入厩しています。
宮調教師は「牧場での期待の大きな馬でプレッシャーも感じますが、しっかりと結果を残せるように頑張りたいと思います」と意気込みを語り、「明日は早速私も函館に入ります。そこで馬の状態をしっかりチェックした上で、まずはゲート合格を目標に進めていきます」と今後の見通しを語っていました。
2013年5月24日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。入厩が近いこともあり、最近は追い切りをこなしていませんが、調教では素軽いフットワークを見せています。担当者は「今週21日(火)には宮調教師が来場され、枠入りから発馬までゲートの一連の動作を確認していかれましたが、全て無難にこなした様子に『これならすぐゲート試験に受かりそうですね』と喜んでおられました。入厩まではゲート練習中心のメニューで進めていきます」と話していました。なお、本馬は再来週にも函館競馬場へ入厩する予定となっています。馬体重は今週測定で481キロでした。
2013年5月10日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。さすがに休み明けの調教は動きが重い印象でしたが、調教を重ねる毎に素軽さが増してきました。担当者は「ゲート練習では少しわがままな面も覗かせていますが、基本的には素直な馬ですからね。練習を積んでいけば改善してくると思います」と話していました。馬体重は今週測定で475キロでした。
2013年4月26日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。トラックコースと坂路を併用しながら軽めのメニューで乗り込みを再開しています。久々の分、まだ動きは本物ではありませんが、体重が増えて馬体はふっくらと見せています。担当者は「溜まっていた疲れがだいぶ抜けてきたようで、馬にも元気が出てきました。いい休養になったのではないでしょうか」と話していました。なお、本馬は予定通り、先週17日(水)に第1回産地馬体検査を終えています。馬体重は今週測定で475キロでした。
2013年4月12日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。ウォーキングマシンを中心とした軽めのメニューを消化しています。ここまで他の馬達に比べてハードなメニューで調整を進めてきましたから、一旦ペースを落としてリフレッシュしていいます。今は一時的に疲労が感じられますが、ガタッと崩れることはありませんし、体調自体は安定しています。担当者は「これまでの調整過程から能力が高いことは分かっていますし、大人しくて手が掛からない気性も変わりありません」と話していました。なお、本馬は4月17日(水)に行われる第1回産地馬体検査を受検し、6月上旬に函館競馬場へ入厩する予定です。馬体重は今週測定で464キロでした。