更新日 : 2014年2月27日(木)
前走の京都「シンザン記念・GIII」2着後、放牧に出ていたウインフルブルームが、昨日26日(水)に栗東トレセン・宮本厩舎へ帰厩しています。帰厩翌日の本日27日(木)は、坂路を楽走で1本のメニューをこなしていました。
担当の小久保調教助手は「馬に落ち着きがありますし、変わらずいい状態で戻ってきました」と久々の印象を語ります。「休み明けなので、多少緩いかなと思うところもありますが、あと3週間もあればしっかり仕上がりそうです。次(若葉S)は何か強い馬が出てくるんですかね? 千両賞で完封したエイシンブルズアイがその後強い勝ち方をしましたし、楽しみは大きいですよね」と笑顔を見せていました。
次走については、当初の予定通り、3月22日、阪神土曜11R「若葉S」芝2000mに柴田大騎手とのコンビで出走予定です。
更新日 :
2014年1月24日(金)
茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。昨日23日(木)から乗り始め、現在は坂路を軽めにて3本というメニューを消化しています。担当者は「輸送で馬体も減りませんでしたし、軽く動かしてみても硬さも見られませんでした。厳しい競馬をした後ですが、ケロッとしていますし、馬体にダメージはまったく感じません。今後は皐月賞トライアルへ向けて進めていきます」と話していました。なお、次走は3月23日、中山日曜11R「スプリングS・GII」芝1800mの予定でしたが、3月22日、阪神土曜11R「若葉S」芝2000mへ変更することとなりました。
更新日 :
2014年1月16日(木)
先週の京都「シンザン記念・GIII」では、いつもほどの好スタートではなかったものの、道中は2番手で折り合って運び、直線では勝ち馬を半馬身差まで追い詰める好内容を示したウインフルブルーム。担当の小久保助手は「勝ちたかったですけどねぇ~」との第一声も、「人気は断然あっち(ミッキーアイル)でしたけど、最後は際どいところまで差を詰めていましたし、敵わない相手ではないな、と思いましたね。むしろ坂のあるコースなら逆転していたのではないでしょうか」と今後へ向けてしっかりした手応えを感じ取っている様子でした。
また、レース後のフルブルームは変わりなく順調で、引き運動を中心としたメニューで楽をさせてもらっており、今週末18日(土)には茨城県にあるビッグレッドファームへ放牧に出る予定です。そして、今後は放牧先で1ヵ月ほど調整を行い、3月23日、中山日曜11R「スプリングS・GII」芝1800mを目標にトレセンへ帰厩する予定が組まれています。
宮本調教師は「前走内容から折り合いに進境がうかがえるように、距離は延びても平気でこなせそうですね。賞金が加算できたおかげで、春までは使いたい番組に使えますし、これからが本当に楽しみな馬。まずは順調にこの冬を乗り切って、トレセンへ戻ってくれることを願っています」と笑顔で語っていました。
更新日 : 2013年12月19日(木)
先週の中山「朝日杯フューチュリティS・GI」では、不利と言われる外枠から、スムーズに競馬を進め、直線ではあわやという場面も作って、3着と能力の高さを示したウインフルブルーム。宮本調教師は「4コーナーでは勝ったかと思ったほど。上位馬の目標にされる厳しい展開でしたが、よく頑張ってくれました」と愛馬を労っていました。
レース後、そしてトレセンへ帰厩後も反動はなく順調で、担当の小久保調教助手からも「変わりなく順調に来ています。明日から通常通り乗っていく予定です」との報告も受けています。
次走については、実質中3週で、翌年の1月12日、京都日曜11R「シンザン記念・GIII」芝1600mに、引き続き和田騎手とのコンビで向かう予定となっていますが、そこには「朝日杯フューチュリティS・GI」を抽選除外となり、同週の500万特別に回って、そこを完勝したミッキーアイルも出走を表明しており、この馬が強力なライバルとなりそうです。
2013年12月12日(木)
今週の中山「朝日杯フューチュリティS・GI」に出走を予定しているウインフルブルームは、昨日11日(水)に坂路コースで最終追い切りがかけられました。担当の小久保調教助手が騎乗して、単走でスタートすると、前半2Fはゆったりとした立ち上げ。後半からペースを上げると、12秒8、12秒7というラップを刻みましたが、最後まで手応えには余裕がありました。
宮本調教師は「中1週で輸送もあるので、軽めの追い切りは予定通り。出てきた時計も理想に近いものでした」と順調さに笑顔を覗かせます。また、今週の稽古からはハミをトライアピットというものに変更しており、レースでもこれを装着する予定で、「まっすぐ走るという意味では、口へのあたりが強いリングバミが有効ですが、操縦性も考えて、リングよりも遊びがあるトライアピットに替えることにしました。これにより、どちらの面においてもプラスに働いてくれると踏んでいます」と理由を説明しています。
また、小久保助手は「状態自体は前走を叩いて目に見えて良くなったという感じもしませんが、前走より悪くなったということはありません。今回は前走以上に落ち着いていますし、あとは当日のパドック、レースへ行ってどうかというところですね。今年のメンバー構成からスローペースになるということはまず考えにくいですし、速い馬を行かせて好位で競馬ができればと思っています。そして、あとは枠順。包まれない形で、持久力比べのような流れになればいいですね。メンバーは強いですが、この馬も底を見せていないので、楽しみはありますよ」と大一番へ向けての期待を語っていました。
追い切り明けの本日12日(木)は引き運動のみの調整がされ、終始リラックスした様子を見せていました。そして、午後の出馬投票では今週の中山日曜11R「朝日杯フューチュリティS・GI」芝1600mに和田騎手とのコンビで出走が確定しています。
更新日 :
2013年12月5日(木)
先週の阪神「千両賞」では、先頭を切ってマイペースで運ぶと、直線もリードを保ったまま全く危なげないレースぶりで自身2勝目をマークしたウインフルブルーム。和田騎手は「調教とは違い、レースへ行くと、口が利かず、操縦性に欠けるところはありましたが、強い競馬でした。マイルの距離は合っていますし、あの内容ならGIでも十分に楽しみだと思います」と前走で感じた手応えを語っていました。
レース後は目立った疲労などもなく、いつもと変わらない姿を見せているフルブルームで、本日5日(木)からは坂路を楽走で1本のメニューで通常通り乗り込みをスタートしています。
宮本調教師は「トレセンでは落ち着いているのに、レースへ行くとパドックあたりから豹変してうるさくなるように、まだまだ油断はできませんが、この馬の力は本物ですね。キッチリと賞金を加算できましたし、この後は予定通り、GIへ向かうつもりです」と語っており、次走は来週の中山日曜11R「朝日杯フューチュリティステークス・GI」芝1600mに引き続き和田騎手とのコンビで向かうことが決まっています。
更新日 : 2013年11月28日(木)
今週の出走を予定しているウインフルブルームは、先週末24日(日)にも坂路を単走で追い切られ、4F56秒2、ラスト1F12秒3という時計をマークしています。
そして、今週は昨日27日(水)に坂路で最終追い切りがかけられました。和田騎手が騎乗して、前半はゆったりとしたラップで進み、ラスト1Fだけ気合を付けられると、4F55秒6、ラスト1F12秒8というタイムが計時されていました。
和田騎手は「先週乗せてもらった時は、『正直どうなんやろう?』という感触もありましたが、今日の動きは良かったですよ。ラストの反応も良化していましたし、以前良かった時の行きっぷりも戻っていましたからね」と好感触を語ります。続けて、「以前のようにガーッとリキんで行かなくなっていますし、休養効果があったと感じます」と気性面での成長も認めていました。
また、宮本調教師は「先週の1本目の追い切りは、休養していた影響が残っていてあまり動けなかったのだと思います。今週はガラッと動きが変わってきましたし、体つきも良くなってきました。ただ、仕上がりとしては、おそらくまだ6、7分。しかし、それでもいい勝負ができると踏んでいますし、この良化途上の状態でどこまで戦えるのかを楽しみにしています。ここで勝つようなら、大きいところも狙っていきたいですからね」と自信を語っていました。
追い切り明けの本日28日(木)は、引き運動とプール調教のメニューで調整され、午後の出馬投票では、今週の阪神土曜10R「千両賞」芝1600mに和田騎手で出走が確定しています。
ウインフルブルーム
更新日 :
2013年11月14日(木)
前走後、北海道のコスモヴューファームへリフレッシュ放牧に出ていたウインフルブルームが、ビッグレッドファーム鉾田を経由して、昨日13日(水)に栗東トレセン・宮本厩舎へ帰厩しています。帰厩翌日の本日14日(木)からは早速坂路を楽走で1本のメニューを消化していました。
今回から新たに担当となった小久保調教助手は「今朝、初めて乗せてもらいましたが、乗っていて馬体に迫力を感じましたし、聞いていた操縦性についても特に気になるところはありませんでした。スケールの大きさを感じましたし、いい馬ですね」と第一印象を語っています。
また、宮本調教師は「この放牧中も何度も北海道まで見に行きましたが、戻ってきてもやはりいい馬ですし、馬体は以前よりもパワーアップした印象を受けます。何度も言うようにウチの厩舎の期待馬ですし、なんとか次はキッチリ決めてもっともっと上を目指していきたいですね」と笑顔を見せていました。
なお、次走は11月30日、阪神土曜10R「千両賞」芝1600mを和田騎手とのコンビで予定しています。
更新日 : 2013年11月1日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、昨日31日(木)には坂路で併せ馬の追い切りがかけられました。2歳未勝利ウインボナンザとの併せ馬でしたが、ラストで仕掛けられるとしっかりと反応し、好時計での先着を決めています。担当者は「前に馬を置く形なら折り合いは付きますし、しっかりと仕上がってきた印象です。息の入りに関しても日に日に良くなっています。今は気難しさを見せるどころか心に余裕すら感じる雰囲気を見せていますし、この落ち着きをキープしたまま送り出したいところです」と話していました。なお、本馬は茨城県にあるビッグレッドファーム鉾田を経由して、再来週にもトレセンへ帰厩する予定です。
更新日 : 2013年10月25日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、23日(水)には坂路で併せ馬の追い切りがかけられました。追走でスタートすると、ラストでは併走馬を馬なりであっさりと交わし去り、楽々と先着を決めています。担当者は「併せた相手もそこまで調教駆けする馬ではなかったのですが、それにしても楽勝でした。サラッと流した程度でこの動きですから、状態は良さそうですね。以前よりコントロールも効くようになっていますし、この調子で帰厩に向けて進めていきます」と話していました。
更新日 : 2013年10月18日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでいます。担当者は「先週末にも追い切りを行ったように、先週一杯はだいぶ調教を攻めましたから、今週はサラッと時計を出す程度に控えています。軽々といい時計が出るように状態は良さそうですし、落ち着きが出てきたのもいいポイントです。以前は急にテンションが上がったり、危なっかしい一面もありましたが、今は全くそういうところがなく安心して調教に臨めています」と話していました。なお、当初は次走に11月23日、京都土曜9R「京都2歳S」芝2000mが予定されていましたが、予定を変更をして、11月30日、阪神土曜10R「千両賞」芝1600mへ向かうことが有力となっています。
更新日 : 2013年10月11日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、今週7日(月)には坂路でウインネオルーラーとハロン15~15秒も行っています。担当者は「やはりこのぐらいのレベルの馬ですと、ハロン15秒程度のペースは道中で遊びながらも楽にこなしてしまいますね。こちらではとても落ち着いた様子を見せていますし、調教では馬の後ろでジッと我慢させればしっかりと抑えも効きます。帰厩まであと約1ヶ月間ありますから、ジックリと状態を上げていきたいと思っています」と話していました。
更新日 : 2013年10月4日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を切り上げ、今週からは坂路を2本のメニューで乗り込みを再開しています。担当者は「そこまで長く楽をさせたわけではありませんが、馬体重は535キロまで自然と増えてきました。以前よりも馬体に幅が出て成長を感じます。調教ではやはり集中し過ぎてしまう面があるので、馬の後ろでジッと我慢をさせるように工夫して調整しています」と話していました。
更新日 : 2013年9月27日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「栗東からの長距離輸送を無事にクリアしてくれましたから、到着後はすぐに昼夜放牧を始め、青草を食べさせています。トレセンとは違う、のどかな環境ということもありしっかりとリフレッシュできている様子ですし、元気もあります。また、今週は早速宮本調教師が視察に訪れ、放牧中のフルブルームを眺めて『やっぱり走る馬のオーラがありますね』と嬉しそうなご様子でした」と話していました。来週辺りからは乗り込みを再開する予定です。
2013年9月19日(木)
先週の阪神「野路菊S」では、初戦とは違って馬群の中での競馬となった影響もあったのか、内にモタれる若さを見せて2着と悔しい結果になってしまったウインフルブルーム。実はレースで左前脚の蹄鉄を落鉄しており、それらを踏まえると負けて強しという内容と言っていいレースだったのかもしれません。
宮本調教師は「期待が大きかっただけに、この敗戦には悔しさが残りますが、ああいう競馬ができたのは今後に向けての収穫です」と感想を語っていました。
レース後は幸い目立ったダメージはありませんでしたが、予定通り、昨日18日(水)に北海道のコスモヴューファームへ向けて放牧に出ており、明日20日(金)に到着の予定となっています。
同調教師は「フルブルームの気性が悪いというわけではなく、今はただ単に走りに対して真面目過ぎるだけなんです。この放牧で少しはそういったところが解消されるといいですね」と馬の成長に期待を寄せていました。
放牧期間は1ヵ月~1ヵ月半ほどとなる見込みで、次走には、11月23日、京都土曜9R「京都2歳S」芝2000mが候補として挙がっています。
2013年9月12日(木)
今週の出走を予定しているウインフルブルームは、昨日11日(水)は坂路の角馬場で和田騎手に乗り替わりそのまま最終追い切りがかけられました。
当初は坂路での追い切りも選択のひとつに挙がっていましたが、「坂路よりコースのほうがリラックスして走れる馬。坂路ではオーバーワークになりかねませんし、いつもどおりポリでやります」とは宮本調教師で、ニューポリトラックコースへと入場し、単走で追い切られました。コーナーではコースの大外を回り直線に向くと、最後までジョッキーは手綱を持ったままでしたが、それでも自然とそれなりの時計が出て、6F82秒0、ラスト12秒5というタイムをマークしています。直線の豪快なフットワークも健在でした。
騎乗した和田騎手は「先週しっかり負荷をかけたので、今週は馬任せでサラッと。折り合いはピッタリ付いていましたし、相変わらずいい動きでした」と多くは語りませんでしたが、表情からは自信が窺えました。
追い切り明けの本日12日(木)は厩舎周りの引き運動のメニューで楽をさせてもらい、午後の出馬投票では、今週の阪神土曜9R「野路菊S」芝1800mに和田騎手で出走が確定しています。宮本調教師は「頭数も手頃ですし、1勝馬相手のここは突破してもらいたい気持ちです。今後は重賞もいくつか取らせてあげたいと期待している馬ですからね」と自信を語っていました。
更新日 : 2013年9月5日(木)
来週の阪神土曜9R「野路菊S」芝1800mで連勝を狙うウインフルブルーム。昨日5日(木)はニューポリトラックコースで和田騎手を背に単走の1週前追い切りがかけられました。残り5F付近からペースを上げにかかり、コーナーで馬場の大外を回って直線に向くと、ラストは一杯に追われてグイグイと加速。ラスト1Fは11秒3という破格の時計をマークしています。
宮本調教師は「1週前なのでしっかりと負荷をかけるように指示したのですが、動きは今までで一番素晴らしく見えました」と笑顔全開。また、「今は以前よりも落ち着きが増して、折り合いもピッタリと付いていました。いい雰囲気で来週のレースに臨めそうです」としっかりとした手応えを感じ取っている印象でした。
また、騎乗した和田騎手も「稽古は本当に動きますね。これはもしかしたら相当なバケモノかもしれませんよ」と乗り味を絶賛していました。
なお、追い切り明けの本日5日(木)は引き運動のみで楽をさせてもらっていました。
更新日 : 2013年8月29日(木)
新馬戦快勝後も、次の目標に向けて順調に調整が続けられているウインフルブルーム。昨日28日(水)は和田騎手が騎乗して坂路でハロン15~15秒をこなすと、本日29日(木)も引き続き和田騎手が騎乗して、4F57秒9、ラスト1F14秒8と若干時計になるところをマークしています。
担当の尾野厩務員は「難しいところがある馬なので、中間もジョッキーに積極的に乗ってもらっています。普段の軽めの調教でもそれなりの時計が出ていますが、大跳びの馬なので乗っている人間もそんなに時計が出ている感覚がないのでしょうね。和田騎手は『競馬を使ったことで以前よりも走りが凄くしっかりしてきた』とかなり褒めてくれていますし、あの新馬勝ちの内容でしたから、次はどんな競馬をしてくれるか楽しみでなりませんね」と笑みを浮かべながら語っていました。
次走は、予定通り9月14日、阪神土曜9R「野路菊S」芝1800mに和田騎手で向かいます。
更新日 : 2013年8月22日(木)
先週の小倉では、先行抜け出しの危なげない内容で、後続に3馬身半差を付けてデビュー戦を勝利で飾ったウインフルブルーム。レース後は、その日のうちに栗東へ向けて小倉を出発し、夜にはトレセンへ無事帰厩しています。本日22日(木)までは引き運動のみの軽めの調整ですが、馬房内では身を横にして寝るなど早くもリラックスムードが漂っていました。
担当の尾野厩務員は「キッチリ勝てて良かったです」と満面の笑みを見せ、「初めての競馬で返し馬では怪しい素振りを見せていましたし、きっとジョッキーは乗っていて怖かったと思いますよ。レースでは早めから主導権を取る展開になりましたが、あとでジョッキーに話を聞くと『ハナには立ちたくないと思っていたし、抜け出して1頭になるのにも少し不安があった』と話していましたから。でも、この気性が競馬で悪い方向に向かなかったのは収穫ですし、今後もいい精神状態をキープできれば」と語っていました。
明日23日(金)からは乗り運動を再開する見込みで、今後については中3週の間隔で、9月14日、阪神土曜9R「野路菊S」芝1800mへ和田騎手とのコンビで向かう予定となっています。
更新日 : 2013年8月8日(木)
予定していた先週の競馬を除外となってしまったウインフルブルーム。しかし、その後はすぐに次の目標に切り替えられ、順調に再調整が進められています。
昨日7日(水)にはニューポリトラックコースで併せ馬の1週前追い切りがかけられました。調教パートナーは過去に何度も相手を務めている2歳新馬アーブルで、これまでの実績からもフルブルームが追走のハンデを背負ってスタート。残り3F標識で外からフルブルームが並びかけ、そのまま直線を迎えましたが、アーブルが内でよく食い下がり、フルブルームはいつものように持ったままの手応えとはいきません。ラストは両馬とも一杯同士の追い比べとなり、外を回った分フルブルームがクビ差遅れでのゴールとなっています。
宮本調教師は「まさか遅れをとるとは思っていませんでしたが、アーブルも毎週フルブルームと併せてきたことで力を付けてきたのでしょう」と推測。続けて、「ゲート試験をすぐ受かったことで、攻め馬はこれまで十分過ぎるほどに積んできました。来週はサッとやるだけで十分でしょう」と来週への見通しを語っていました。
なお、出走を予定している来週の小倉日曜5R芝1800mは和田騎手が騎乗できなくなったため、柴田大騎手とのコンビが予定されています。
また、本日8日(木)は追い切り明けということで、運動のみで様子が見られています。
更新日 : 2013年8月1日(木)
今週のデビューを予定しているウインフルブルームは、昨日31日(水)にニューポリトラックコースで併せ馬の最終追い切りがかけられています。先週に引き続き和田騎手が騎乗して、2歳新馬アーブルとの併せ馬。行き出しで1馬身半ほど後方から追走したのがフルブルームでしたが、残り4F標識付近で外から並びかけるとそのまま直線に向かいます。アーブルは一杯に追われ、なんとか食い下がろうとしますが、フルブルームは十分に余力を残したまま1馬身半の先着を決めていました。
追い切りを見届けた宮本調教師は「楽勝でしたね。騎乗した和田クンはそうそう簡単に褒めてくれるジョッキーではありませんが、今週も動きの良さを絶賛していました。気持ちの面で空回りさえしなければ、初戦から楽しみだと思います」と意気込みを語っていました。
また、担当の小野厩務員も「ジョッキーによると、最初は多少乗り難しいところもあったみたいですが、3週続けて乗ったことで、だいぶ癖も掴んでくれたようですし、『ハミを替えて乗りやすくなっている』とも話していました。レースでも上手く導いてくれるのではないでしょうか」と笑顔を見せていました。
追い切り明けの本日1日(木)はEコースのゲートで2度進入の確認がされましたが、問題ない素振りを見せており、宮本調教師は「出に関しては、ゲート内で扉が開くのをしっかり構えているタイプなので、練習通りであればちゃんと出てくれると思います」と力強く語っていました。
そして午後の出馬投票では、小倉日曜5R芝1800mに和田騎手で投票を行いましたが、除外権利持ちを除く14/15という優位な抽選で、まさかまさかの除外となってしまいました。これにより、2週後の8月18日、小倉日曜5R芝1800mにスライドすることが決まっています。
更新日 : 2013年7月25日(木)
来週のデビュー戦へ向けて、ここまで順調に調整が進んでいるウインフルブルーム。昨日24日(水)には先週に引き続き和田騎手が騎乗して、CWコースで1週前追い切りが併せ馬でかけられました。先行する2歳新馬アーブルを4馬身ほど追走する形でスタートしたフルブルームでしたが、残り3F標識では早くも外から並びかけ射程圏に入れると、直線では鞍上のGOサインにキッチリと反応を示し、2馬身半の先着を悠々と決めています。
追い切りに騎乗した和田騎手は「2週連続で乗せてもらいましたが、稽古は抜群と言っていいぐらいに走りますね。ハミもリングバミに替えたことで、モタれもだいぶ解消されていました。たまにグワッと急にエンジンが掛かるような面があるのがその辺りが実戦へ行ってどうかというところですが、楽しみの方が大きいことは間違いありません」と乗り味を褒めていました。
また、宮本調教師も「先週、今週と期待通りの動きをしていますし、ますます来週が楽しみになってきました。ただ、そのレースは頭数が多いという情報もあるので、まずはなんとか出走枠に入って欲しいですね」と期待を語っていました。
追い切り明けの本日25日(木)は引き運動のみの軽めのメニューをこなしていました。来週の小倉日曜5R芝1800mに和田騎手で出走予定に変更はありません。
更新日 : 2013年7月18日(木)
入厩から1週間と経たない先週11日(木)には、ゲート試験を早々とパスし、幸先順調なウインフルブルーム。昨日17日(水)には和田騎手が騎乗してニューポリトラックコースを併せ馬で初めての追い切りがかけられました。調教パートナーは既に何本も追い切りを重ね今週のデビューが予定されている2歳新馬コスモアイオライトでしたが、なんと追走役に抜擢されたのはフルブルームの方。5Fで2馬身ほどの追走から、直線では外を回り併せ馬になると、最後はやや内にモタれ気味ではありましたが、クビほどの先着を決めています。
追い切りに騎乗した和田騎手は「まだ走りに対して真面目すぎるところがあるので、もう少しリラックスして走ることを覚えてくれればいいですね。それに直線では内にモタれていたので、ハミを換えてみてもいいかもしれません。ただ、こういった未完成の現状でこれだけ走るのですから、能力はありそうですよ」と感触を語っていました。これを受けて、来週の追い切りでは早速リングバミを試すことも決まっています。
また、担当の小野厩務員は「普段はおとなしい馬です。乗るとピリッと気持ちが入るようですが、2歳馬ですからそのぐらい元気な方がかえっていいと思いますよ」と印象を語っていました。
追い切り明けの本日18日(木)は厩舎周りの引き運動に終始されていました。なお、デビュー戦のジョッキーは、昨日の追い切りにも騎乗した和田騎手に変更となっています。
2013年7月11日(木)
ウインフルブルーム(父スペシャルウィーク、母ハナノメガミ)が、先週5日(金)に栗東・宮本厩舎へ入厩しています。早速入厩翌日の6日(土)からは馬場入りを開始し、順調に乗り込みが進められています。
宮本調教師は「牧場で何度も見てきた馬で、ある程度の特徴は把握しているつもりですが、トレセン入厩後もやはり周りの物音などに多少敏感なところはありますね。でも騎乗者は初日から乗り味を褒めていましたし、走ってきそうな雰囲気がありますよ」と笑顔で第一印象を語ります。
そして、昨日10日(水)には坂路を楽走で1本からEコースのゲートへ移動し、一連のゲートの動作を2度練習。練習初日とはいえ、2回とも問題なく消化できたことから、早速本日11日(木)のゲート試験受験を決断しています。
迎えた本番当日も坂路を楽走で1本からゲートへと移動。「周りに影響されやすいところがあるので、あまり馬がいない時間帯を狙って受けます」と合格への策を語る宮本調教師で、その作戦通り、他の馬たちが練習を終えるまではゲートの後方で輪乗りをしながらジッと待機します。そして、馬がほとんどいなくなったタイミングで1度目、2度目とゲート試験を受験しましたが、寄り付きは完璧で、枠内駐立もほぼパーフェクト。ダッシュに関しても無難にこなし、文句なしの一発合格をもらっています。
この報告を受けた宮本調教師は「上手くいきましたね。これで明日からは乗り込みに専念することができます。走りそうな雰囲気がある馬ですし、この馬でなんとしても成功させたいですね」と大きな期待を語っていました。
なお、デビュー戦は、8月4日、小倉日曜5R芝1800mの予定で、ジョッキーは中井騎手の予定となっています。
更新日 : 2013年6月14日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「ゲート練習は特に気を遣いながら行っていますが、横の馬がうるさくしていても平常心をキープできているように、だいぶ我慢が効くようになってきました。ダッシュに関しても相変わらず反応の良さを見せています」と話していました。今月下旬にも宮本調教師が来場され、そこで再度入厩時期を相談する予定です。
2013年5月24日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。最近はゲート練習で隣の馬が暴れても平常心を保つことができているように、徐々に周りに影響される面が解消傾向にあります。担当者は「ゲートの出は速いですし、センスを感じますね。稽古の動きもここに来てかなり良くなっていますし、楽しみが大きい馬です」と話していました。
2013年5月10日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。この馬としてはむしろ落ち着きが出てきた印象ですが、まだ他の馬に影響されて急にテンションが上がってしまうところが残っており、精神面の成長が待たれます。担当者は「血統的に仕方ないのかもしれませんが、何かしでかしそうな怪しい雰囲気は持ち合わせていますからね。もう少しこちらで様子を見つつ入厩時期を判断していきたいと思います」と話していました。なお、馬体重は今週測定で489キロでした。
2013年4月26日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。最近は他の馬が暴れたりするのを見て、自身もパニックになることが多くなってきました。当初は早期入厩を予定していましたが、今よりも厳しい環境のトレセンへ移すことで悪影響が出かねないと判断し、入厩は一旦白紙としました。担当者は「口の硬いところがある馬ですが、トラックコースでの調教を始めてからは徐々に我慢が効くようになってきました。ゲートは出る時に少し躊躇する面もありますが、入厩を延期したので、じっくり進めていきたいと思います」と話していました。馬体重は今週測定で474キロでした。
2013年4月12日(金)
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本~2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。突発的に物事に敏感に驚いたり気性的に危ういところも持ち合わせていますが、基本的には大人しいタイプです。担当者は「背中がいい馬で、ここに来てしっかりと動けるようになってきましたし、坂路では水準以上の時計も出ています。トラックコースではコーナーで外に張る仕草を見せていますが、矯正できる範囲ですし、ゲートも問題なくこなせています」と話していました。なお、本馬は来月上旬に栗東トレセンへ入厩、第1回阪神競馬での出走を予定しています。馬体重は今週測定で473キロでした。